現場での役割を理解する

 業務委託を受けて働く方法は、フリーエンジニアの働き方として人気があります。委託される業務内容が明確になっていて現場での役割がわかりやすく、速やかにやるべきことを判断して働けるようになりやすいからです。よくある業務委託は既に走っているプロジェクトや、これから起ち上げるプロジェクトのメンバーとして起用するというものであり、そのチームの中での役割を明確に示してもらえるでしょう。

 しかし、それを正確に判断しておかなければなりません。漠然とした要求を突きつけられることもよくあるのが業務委託の特徴であり、臨機応変さが求められる場合も少なくないのです。主にシステムの考案を任せるという形になっていたとしても、実際にはテストにも関わるように指示される場合もあります。予め業務内容についてよく打ち合わせをしておくことで役割が明確になるため、フリーエンジニアとして現場に入って適切な仕事をこなせるようになるでしょう。

 その上でもう少し幅を広げて働き、プラスアルファの貢献を現場にできると重宝されるようになります。まずは役割を理解した上で、そこから一歩踏み出すという努力をするのがフリーエンジニアとして成功するために重要な考え方です。それによって現場にいるだけでプロジェクトが進みやすくなる人材として一目置かれるようになり、継続的に高い待遇で仕事を依頼されるようになります。

 このような働き方をするのが、フリーエンジニアに実際に求められているものなのです。

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